2017年5月18日木曜日

都議選予想 都民ファーストの会の動向2

同区は無党派層が大半を占めるとされる。'09年の都議選で、自民党は当時の民主党ブームの煽りを受け1議席のみとなったが、'13年はそのブームが去り3議席を占めた。一方で都知事選で小池氏は、ここでも20万票超えを獲得している。
 「その世田谷区に都民ファーストは、東北大理学部を卒業し東芝に入社、3Dテレビの研究で'10年にはウーマン・オブ・ザ・イヤーを受賞している福島理恵子氏(46)が立候補予定。さらに、他にも複数の候補を擁立する動きもあり、またもや自民はその割を食いそうなのです」(選挙コンサルタント)

 小池氏は中野選挙区(定数3)にも女性候補者を立てる。同区は小池氏が都知事就任後、初登頂した際に“握手も撮影も断った都議会議長”として一躍有名になった、自民党の川井重勇氏の選挙区だ。
 「そこへ送り込まれるのは、荒木千陽氏(35)。'11年に小池氏の秘書となり、同居してまで尽くしてきた女猛者です。父親は熊本県議で政治家の血も引く。これに川井氏は戦々恐々です」(前出・都政記者)
 そもそも川井氏は、前回の'13年の都議選ではトップ当選を果たしているが、'09年は得票数4番目で滑り込みの当選。しかも今回の都議選で同区は、定数が1つ減って3となるため、荒木氏の立候補により弾き出される可能性が大だという。

 異色の女性刺客としては、南多摩選挙区(定数2)からの出馬予定で、歌手のleccaこと、斎藤礼伊奈氏(38)がいる。

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