「早大政経学部卒。大学時代から模擬国連大会にも出席するなど、政治に興味を持っていたという。同選挙区は、'13年の選挙で日本維新の会から出て当選した石川良一氏が、その後、民進党に合流し、今回は民進党を離党して小池新党の推薦を受ける。この2人であっさり決まってしまうのではないか」(自民党関係者)
これらの刺客の面々に、下村博文都連会長をはじめ自民党サイドは焦りを隠せない。
「都議会自民党のドン・内田茂都議の千代田区(定数1)に、都民ファーストは元警視総監の長男の樋口高顕氏を立てる。一方の自民党は引退する内田氏の後継選びに大苦戦していた。千代田区で負ければ“小池氏の前に敗北した自民”の象徴になりますからね。そこでようやく、慶大卒で金融関係勤務の中村彩氏(27)が“美人候補”として決まった。内田氏のイメージの払拭と同時に、女性候補者の活躍を打ち出したいようだが、同じ土俵で戦っても仕方がない、という声も内部から聞こえてくる」(同)
しかも自民党は、千代田区、港区、新宿区の票集めを狙い、これらを地盤に持つ与謝野馨元財務相の復党を認めるなど、なりふり構わぬ動きを見せている。
「与謝野氏は離党してから7年しか経っていない。自民党の原則では、復党は離党から10年で、露骨なゴリ押しです。有権者にしてみても、突然、与謝野氏が現れ、候補者の応援をしたところで、今さら“?”なのではないか」(同)
都民ファーストの会の目玉女性候補者は他に、元テレビ朝日アナウンサーの龍円愛梨氏(40=渋谷区)や、フジテレビ社員の入江伸子氏(54=港区)も控え、さらに増える見込み。
くノ一部隊を前に自民党は撃チンを迫られる。
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